幼稚園児の意地悪も中々しんどい
子供が幼稚園の年長さんだった時、幼稚園に行きたくないと泣かれたことがあります。ひとりの女の子が、あーちゃんをターゲットに色々嫌なことをしてきたようです。幼稚園の子供も純粋な分意地悪です。
- ○○ちゃんがあーちゃんの遊んでる友達だけをつれていく。
- ここで待っといてって言われて待ってたら帰ってこない
- 手洗いの順番抜かされる
- 絵の具、土、草を食べろといわれる
- あんたなんか誰も友達いないし、できないといわれる
- おもちゃをとっていく
など、親としては聞いてて悲しくなることが一杯でした。しかも、いつもお迎えにいくと、その女の子は私に話しかけてきて愛想の良い子でした。いかにもあーちゃんと仲良しですという風にしてきます。
あーちゃんは私とその子がしゃべっているのも嫌なようでした。そりゃそうでしょう💦
もちろん担任の先生に
「うちの子ももちろん悪いところがあるかもしれませんが、こんなことを言われて幼稚園に行きたくないと毎日泣いてます」と伝えました。
先生は、しっかりされた方でしたが、相手の親御さんに言うことはなく、本人にではなく、クラス全員の前でこんなことがあったらどうする?嫌だねー、やめようねーという感じで伝えたようです。
でもこれじゃあ、自分のことがバレてないと子供は思います。まだ、この女の子は物をとったり、あーちゃんをひとりにしようとしたりしていました。後々聞くと、他の子もされていたようですが💦
先生に任せきりではいけない!
まずは子供を強くしなければ
と思うようになりました。
- ママになんでもお話ししよう
- ママは世界で一番あーちゃんの味方
- 嫌なことがあったら先生に言おう
- 悪いことを言われたら、大人しく黙るのではなく、言い返すか無視をする
1.2はあなたには絶対の味方がいるよ。いつでも、守ってあげるよ。ということを毎日伝えました。精神的安心を与えました。
あーちゃんは安心したようでした。
絶対の味方は必要です。
3.自分から訴えるということをしてもらいたかったから。大人しい子だったので、伝えることがとても下手でした。毎日、私にはこんなことがあったとは言ってくれていましたが、やっぱり目の前にいるのは担任の先生。
その場で対応してもらわないと意味がない。子供も忘れちゃうし、やってないもーんと時間がたてば逃げられます。
その事も毎日、あーちゃんに教えます。
ママにいうだけじゃなくて、先生に○○ちゃんが悪いことしたって言っていいんだよ。ママも○○ちゃんが悪いことしたって先生に言ってるから知ってるんだよ、と。
徐々に、あーちゃんもその気になって、先生に伝えることを覚え、先生もその女の子に悪いことだよと言って対応してくれました。してくれていなければ、こちらからいうつもりでしたが。
4.誰も見ていない中で意地悪をされても、言い返すくらいになってほしい。
今日はこんなこと言われたーと泣いてたら、あーちゃんは何て言ったの?と聞くといつも何も言ってないでした。
例えば、「そこの土食べや!」って言われたときは
「あんたが食べや!味試し!」って言うたらいいんじゃないとか
面白おかしく、2人で、こんなこと言われたらこう言おうか、なんて毎日練習してました。
毎日練習すると本人も、今日は言い返してやったーと言うようになってきました。
私もお迎えの時にはその女の子に「あんまりあーちゃんに意地悪せんといてな」なんて、チクリといったりしてました。
そのうち先生にすぐに言ったり、言い返すあーちゃんに嫌になったのかその女の子は関わってこなくなりました。
幼稚園の時の体験だったから、対応できたのかもしれないです。でも、小学生になった今のあーちゃんは、お友達いっぱい、クラスの意地悪っ子にまであーちゃんが一番怖いといわれる子供に成長してます。
本人にもあーちゃんがされたことをすると他の人も嫌な思いをするんだよ。一番されてわかってるんだから、ダメなことはわかるよね。と伝えると、「わかる。本当に嫌だった。私はあの子がいたから強くなった」とはっきり言います。
幼き頃にあってよかったのか、悪かったのか、
今はチクリ間でおしゃべりになってますが、それでも、正義感の強い優しい子供になっていると思う親バカな私なのでした。